健康保険は毎日生活する上で必ず必要になるものです。国民が加入する健康保険には自営業の方などが加入する国民健康保険と、会社勤めの方が加入する社会保険があります。そして、健康保険だけではなく、国民年金や厚生年金とも合わせての加入となるわけです。どちらの健康保険も優れたシステムになりますが、社会保険の保険料の支払いは勤めている会社と折半になりますから、こちらの方が全額自己負担の国民健康保険よりもメリットがあると言う人も多いです。このように一般の企業で働いている人だけでなく、看護師として働いている方でも一定の条件を満たした状態で勤務をしていた場合、雇用主は社会保険に加入する事が法律で義務づけられています。
例えば、医療法人の病院などに勤めている看護師のほとんどは、この社会保険に加入しなければならないということです。ところが中には社会保険完備でないような病院やクリニックも少なからずあります。社会保険に加入できなければ国民健康保険に加入しなければなりません。そうすると保険料は全額自分で支払わなければなりませんから大変です。就活や転活をする時には、この社会保険完備ということを確認して、選ぶ必要があるでしょう。なお、正社員という雇用形態に限らず、今は契約社員やアルバイト、またはパートタイマーなどで働く人も多いですが、このような働き方でも一定の条件を満たしていれば、病院やクリニック側は社会保険に加入させなければならない事になっています。
社会保険とは、働く人が受けられる公的援助のことです。健康保険、厚生年金、介護保険の3つを基本として、労災や失業の際のバックアップもしてくれる働く人にとって頼りがいのある制度と言えるでしょう。社会保険は、正社員だけでなくパートや派遣社員にも認められる制度で、それぞれの条件を満たしていることが必要になります。通常、病院で勤務する場合その条件は満たされることが多く、法律によっても加入が義務付けられています。そのようなことから看護師も社会保険に加入することになります。
しかし、実際は求人情報に社会保険完備の記載があるにも関わらず、様々な理由をつけて社会保険の加入を拒否する病院なども存在しています。こうした病院を避けるためにも看護師求人サイトを活用してみるというのも1つの手段になります。求人情報と何が違うのかというとサイトにはコンサルタントが存在していることです。求人情報は、自らでその求人情報の真偽を確かめねばならず場合によっては膨大な時間を費やすことになりかねません。それに対して、看護師求人サイトのコンサルタントは、サイトの病院が社会保険完備か否か調べて教えてくれるのです。コンサルタントを経由して紹介された病院が社会保険完備でなかった場合、サイトの信頼性が低くなり、サイトの運営自体が立ちいかなくなる可能性があるため、求人サイトも確実な情報を教えてくれます。様々なサイトがあるため自分に合ったものを選択し、社会保険完備の病院を探してみると良いでしょう。