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条件を満たせば看護師は社会保険に入れる

健康保険は毎日生活する上で必ず必要になるものです。国民が加入する健康保険には自営業の方などが加入する国民健康保険と、会社勤めの方が加入する社会保険があります。そして、健康保険だけではなく、国民年金や厚生年金とも合わせての加入となるわけです。どちらの健康保険も優れたシステムになりますが、社会保険の保険料の支払いは勤めている会社と折半になりますから、こちらの方が全額自己負担の国民健康保険よりもメリットがあると言う人も多いです。このように一般の企業で働いている人だけでなく、看護師として働いている方でも一定の条件を満たした状態で勤務をしていた場合、雇用主は社会保険に加入する事が法律で義務づけられています。

例えば、医療法人の病院などに勤めている看護師のほとんどは、この社会保険に加入しなければならないということです。ところが中には社会保険完備でないような病院やクリニックも少なからずあります。社会保険に加入できなければ国民健康保険に加入しなければなりません。そうすると保険料は全額自分で支払わなければなりませんから大変です。就活や転活をする時には、この社会保険完備ということを確認して、選ぶ必要があるでしょう。なお、正社員という雇用形態に限らず、今は契約社員やアルバイト、またはパートタイマーなどで働く人も多いですが、このような働き方でも一定の条件を満たしていれば、病院やクリニック側は社会保険に加入させなければならない事になっています。